行事報告

行事報告

今から100年前、1915年の出来事…

干支は乙卯(きのとう)

大正4年
この年の出来事は、前年のサラエボ事件からはじまった第一次世界大戦により、ヨーロッパは戦争一色に。アジアでは、1月18日に日本が中華民国の袁世凱政権に、対華21か条を要求。南満州における日本の権益承認を主に、日本と中国(当時は中華民国)との対立が本格化してきています。
前年の大正3年から一転。明るい話題を見つけることがとても困難な世の中となりました。
県内の出来事を中心に、ピックアップしてみました。

5月、今市町立高等小学校裁縫科の生徒が同盟休校。
 女性教師の授業に不満を持ち、いわゆるボイコットが起こりました。
宇都宮石材軌道の軽便鉄道が鶴田-荒針間で開通。
 省線(今のJR)日光線鶴田駅まで、人車輸送が接続される。
のちに大谷まで延伸、大谷石の石材輸送の要となります。
JR日光線鶴田駅から大谷方面には、線路跡が道路となり残っています。
6月3日、日光東照宮において家康公没後300年祭の大祭が執り行われました。
 式には、第一国立銀行や東京証券取引所、理化学研究所などを立ち上げ、
日本資本主義の父といわれた渋沢栄一氏も参列。
スポーツでは、日本の夏の風物詩となっている高校野球選手権の、前身の大会がはじまる。
 第1回全国中等学校優勝野球大会が、大阪府内豊中グラウンドではじまりました。
甲子園球場に移ったのは、1924年第10回大会から。
10月、東武鬼怒川線前身会社=藤原軌道⇒下野軌道の設立。
 今市町から塩谷郡藤原村に至る藤原軌道⇒すぐに下野軌道と改称。
現在の東武鬼怒川線の基礎となる株式会社が設立され、
今市町に本社が置かれたと記されています。
12月には、大正天皇の第四皇子、三笠宮崇仁親王ご誕生。
 本年、確かな記録が残る皇族として、初の百歳をお迎えになりました。
明治天皇の大命により設立された恩師財団済生会、東京に基幹病院を開院。
 財団本部直営による基幹病院、済生会芝病院(現在の東京都済生会中央病院)を開院。
のちに青森・秋田・岐阜・徳島・高知・沖縄の6県を除く41都道府県に病院が設置されていきます。
現在の総裁は、秋篠宮様。会長は、トヨタ自動車名誉会長の豊田章一郎氏です。

100年…24時間×365日×100年間と考えると、なんという膨大な月日を重ねたのでしょうか。
出来事を見ると、今の私たちの暮らしになくてはならない、モノ・コトが形づくられ、始まりとなっていることがわかります。大変な力強さ。
しかも、人生でもっとも輝く青春時代のほとんどが「戦争」という困難と労苦に向き合い、戦後の復興へと力を発揮された「その人」です。

穏やかな老後、百寿の祝いを、ここさくら苑でお迎えいただいたことは、職員一同の喜びです。
どうぞこれからも楽しい毎日をお過ごしください。

copyright© 社会福祉法人真寿会 特別養護老人ホーム 大室さくら苑. All Rights Reserved.